【わかりやすく解説】ダウンと化繊綿の違いについて ~それぞれの利点・弱点を教えます~

冬に大活躍してくれるウェアと言えば、 ダウンジャケットなどのハイロフト製品ですよね。

ダウンが鳥の羽を使っている製品という事くらいは、知っている方も多いと思います。
高級品だったダウン製品も、ファストファッションによる価格競争で安価な製品が市場に多く出回るようになり手軽に着れる防寒着として定着しました。

でも、あなたはウェアの中に入っているダウン化学繊維(化繊)の質についてまで理解していますか?
実はしっかりと中身まで把握して着用されている方って驚くほど少ないんです。

クリーニングへ出した時に、ダウンだと思っていた製品が化繊綿だった! という事に気付く方も多いようです。

今回は ダウンと化繊綿の違いとそれぞれの特徴を解説していきますので、
ぜひ最後まで読んでいって下さい。

GAOGAO父

この記事を読んで頂くと
こんな事が理解出来ます!

  • ダウンの特徴が理解できる
  • 化繊綿の特徴が理解できる
  • 違いが明確になり、用途に合った使い分けが出来るようになる
  • 適切なお手入れが出来るようになるので、長く着れて経済的
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目次

ダウンの特徴

ダウンについて

ダウンとは天然素材で、主に水鳥の羽を使用しています。

具体的にはアヒル(ダック)やガチョウ(グース)の羽を使用するのが一般的です。
ダックとグースでも価格の差があり、一般的にはガチョウ(グース)を使ったダウン製品のほうが高級品となります。

他にも生息地域や羽を採取する部位によって品質や価格に大きな差が出てくるんです。

ハンガリー、ポーランド、カナダ、ドイツ、フランスなど寒冷な地域で育った水鳥の胸部から採取される羽はダウンボールと呼ばれ、温かい空気を多く含み断熱層を作ることが出来るため品質も非常に高く高価です。

ダウンは動物から採取されるものなので、自分が着用する衣類に使われているダウンがどういった方法で採取されたものなのか? という事までを調べられると気持ちよく着用することが出来ますし、今まで以上に愛着も湧きますよね。

安価なダウンが出回る理由

安価なダウン製品を購入する事は、大規模な工業生産化されたダウン製造方法を応援する事になります。
ダウンを採取するためだけに酷い飼育環境下に大量の水鳥達が押し込まれて、強制給餌によってパンパンに太らされたうえに羽とフォアグラを取るため殺されてしまうとい現実があります。

安価な製品の裏側には『理由』があります。
多くのファッションメーカーは、こういった不都合な部分をベールに包み消費者から決して見えないよう巧みに隠します。
消費者としてきちんと見極めたいですね。

ここ数年はSDGsの推進も後押しとなり、企業側への作る責任が今まで以上に求められています。
ほんの一例ですが、消費者へ情報開示をすることで透明性を持って取り組んでいる企業もあります。

ダウンの品質について

外観では同じように見えるダウン製品ですが、中身で大きく性能に差が出ます。

ダウンの品質を表す数値として フィルパワー(FP)という数値が使われるのですが、
一般的には 600FPで高品質、800FP以上で最高品質のダウンとされています。

GAOGAO父

ここまでがダウンの特徴です。
まとめるとこんな感じ!

Goodポイント

  • 非常に軽量でコンパクトに収納することが出来る
  • 重量に対する保温性が非常に高い
  • 天然素材で着心地が最高
  • 環境にも配慮されたサスティナブルな素材

Badポイント

  • 濡れてしまうと保温性が低下してしまう
  • 濡れてしまうとなかなか乾かない
  • 湿ったまま放置するとカビが発生しやすい
  • 破れるとダウンが散ってしまい保温性が低下する
  • 修復が困難で修理費も高価になりやすい

化繊の特徴

化繊綿について簡単に解説していきます。

化繊綿の多くは、主にポリエステルを加工して人工的に作られた素材になります。
人類の知恵と科学技術を駆使して、ダウンに勝る素材を生み出すため各企業が新素材の開発に挑戦し続けています。

最大の特徴は、ダウンの欠点でもある濡れに強くて速乾性があり洗濯も簡単にできるという点です。

アウトドアでの使用には非常に相性がよいので、各主要なアウトドアメーカーが保温着のインサレーションとして使用している素材となります。

正直なところ、10年ほど前までは重くてコンパクト性に欠ける素材が多かったのです。
でもここ数年は、各企業の開発努力と技術の進歩によってダウンに匹敵するほど軽量で温かい素材が出てきているので非常に注目しています。

化繊綿の多くは石油由来になりますが、近年ではサスティナブルな方法で素材開発をしている企業も多く存在しています。

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化繊綿の特徴をまとめると、こんな感じ!

Goodポイント

  • 水濡れに強く速乾性がある
  • 簡単に洗濯が出来る
  • 停滞時用の保温着と行動時用の保温着が選択できる
  • 破れても中綿が飛び散ることがないので安心
  • 修理も簡単なので、費用も安くなるケースが多い

Badポイント

  • 重量に対しての保温性はダウンに劣る
  • 経年劣化でロフトが低下しやすい
  • 高性能なリサイクル素材も増えてはきているが、まだ選択肢は少ない

洗濯方法について

化繊ウェアは洗濯機で非常に簡単に洗うことが出来ますし、乾燥まで手間がかからないのも魅力ですね!

ダウンの洗濯方法も、実はポイントさえ分かれば簡単なんです。
ご家庭の洗濯機で洗えるので、試してみて下さい。

こちらの記事でわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目的に合ったウェアを相棒に、アウトドアを満喫しましょう!

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